2021年頃から話題となっていた「NFT」ですが、最近は稼げることで特に注目されている「NFTゲーム」を皆さんはご存じですか？
今回はゲームアプリの紹介記事ではなく、「NFT」や「NFTゲーム」についての基本的な仕組みや始め方について記事をまとめています。
目次
- 1 そもそも「NFT」って何？？
- 2 NTFの名称
- 3 トークンとは
- 4 NFTとは
- 5 NFTゲームとは、その特徴は？
- 6 NFTゲームとは
- 7 【重要】NFTゲームの注意点！
- 8 NFTゲームの魅力や仕組み
- 9 NFTゲームを楽しみながら資産を作れる
- 10 NFT化されたデータは資産価値としてユーザーに帰属
- 11 ブロックチェーンの技術でフェアプレイが楽しめる！
- 12 自分でオリジナルのキャラクターをNFT化できる
- 13 NFTゲームの今後の展望
- 14 e-スポーツNFT市場参入増加で伸びしろへの期待が集まる！
- 15 シナジー効果で資産形成！
- 16 【重要】NFTゲームを始めるには仮想通貨口座が必要です！
- 17 NFT銘柄を購入できる取引所
- 18 NFTゲームでは手数料も仮想通貨（暗号資産）で支払う
- 19 まとめ
そもそも「NFT」って何？？
NTFの名称
NFTの正式名称は「Non-Fungible Token（ノン-ファンジャブル トークン）」と称されています。
トークンとは
トークンの広義は幅広く、金融機関やクレジット会社で使われるワンタイムパスワードなどはセキュリティートークンと呼ばれています。
解り易く例えると、コンピューターシステム上でデータが暗号化され、あらゆる機密情報の保管、認証に用いる情報の生成や表示などが、このトークンに当たります。
他にも、プログラミング分野でのトークンは、コード上で意味を持つ最小単位の文字の並びのことを指したり、
また、仮想通貨（暗号資産）分野でのトークンは、発行、譲渡、売買などの技術的な基盤のことを指します。
トークンの広義は幅広い
このようにトークンとは、それ自体の広義が実に幅広く存在しており、これらトークンは全てブロックチェーンと関連しています。
そして、トークンはブロックチェーンの「取引履歴を暗号技術によって過去から1本の鎖のようにつなげ、正確な取引履歴を維持しようとする技術」を用いて成り立っています。
ブロックチェーンの仕組み
取引履歴（ブロック）が暗号技術によって過去から1本の鎖のようにつなげるかたちで記録され、一つのブロックは、合意された取引記録の集合体と、各ブロックを接続させるための情報（前のブロックの情報など）で構成されます。
ブロックチェーンとは、このブロックが複数連結されたものを指します。
ある取引について改ざんを行うためには、それより新しい取引についてすべて改ざんしていく必要がある仕組みとなっているため、データの破壊・改ざんが極めて難しくなっています。
また、ブロックチェーン化された取引記録は、特定の管理主体が存在する通常の集中管理型システムと異なり、複数のシステムがそれぞれ情報を保有し、常に同期が取られる「分散型台帳」という仕組みで管理されているため、一部のシステムが停止・故障しても、システム全体の運行・稼働に与える影響を抑制することが可能となっています。
引用：一般社団法人 全国銀行協会
NFTとは
NFTの正式名称は「Non-Fungible Token（ノン-ファンジャブル トークン）」といい、NFTは日本語で非代替性トークンと呼ばれています。
この非代替性トークンというのがあるように代替性トークンも存在しており、その違いについて説明していきましょう。
したがって、NFTは代わりの替えがない「データの偽造やコピーが理論上不可能で、唯一無二の価値のあるデジタルデータ」ということで非代替性トークンに該当します。
因みに、仮想通貨（暗号資産）などは代わりの替えがある代替性トークンに該当します。
唯一無二の固有の価値を付与し証明してくれる凄い技術がNFT
個々のデータに固有のIDなどの情報を付加してそれを記録することによって、
唯一無二の固有の価値を付与し証明してくれる凄い技術のことなんです！
このNFTの技術によってできた新たな固有価値は、資産となってNFT市場を賑わせ、またその広がりを見せていることから、益々今後もNFT市場に期待が集まることでしょう。
NFTゲームとは、その特徴は？
NFTゲームの特徴
- NFTゲームとは
- NFT化されたデータは売買が可能
- データに固有の価値が付与される
- 固有価値の付与により資産として保有できる
NFTゲームとは
NFTゲームとは、NFTで用いられる仮想通貨（暗号資産）のブロックチェーンの技術を利用して作られたゲームのことです。
最近、稼げるゲームとして「GameFi」や「ブロックチェーンゲーム」、「Play to Earn」などよく耳にすると思いますが、
それらは全て、仮想通貨（暗号資産）のブロックチェーン技術を利用しているゲームであることから、NFTゲームとして括られています。
NFT化されたデータは売買が可能
NFTゲームは、ゲーム内でオリジナルのキャラクターやアイテムをNFT化させることができ、作成したキャラクターやアイテムなどは、ユーザー同士での売買も可能です。
売買は、NFTマーケットプレイスというプラットフォームで行なわれており、自分のキャラクターやアイテムの価値が上がれば上がるほど、高値で売ることもできます。
データに固有の価値が付与される
何と言っても、NFTゲームの凄いところは、こうしたNFTの技術により自分のキャラクターやアイテムに固有の価値が付与されることです。
固有価値の付与により資産として保有できる
固有の価値が付与されることにより、二次流通した後でも、ブロックチェーンにより動向が把握され続け、転売された後もずっと固有の価値に対してその利益が還元され続けます。
このように、NFTゲームは仮想通貨（暗号資産）のブロックチェーンの技術を利用して成り立っていることで、データを唯一無二の固有の価値のある資産として所有し続けることができるのがNFTゲームの特徴です。
【重要】NFTゲームの注意点！
- 仮想通貨（暗号資産）口座がないとゲームはできない
- 使用する仮想通貨はそれぞれ違う
- 仮想通貨（暗号資産）は高リスク
- 仮想通貨（暗号資産）は高リスク
- NFTゲームは簡単に始めることはできない
仮想通貨（暗号資産）口座がないとゲームはできない
NFTゲームは、仮想通貨（暗号資産）のブロックチェーンの技術を利用しているため、仮想通貨（暗号資産）の口座がない状態では、ゲームを始めることはできません。
仮想通貨（暗号資産）の口座開設する際は、NFT銘柄を購入できる取引所で口座を開設しましょう！
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使用する仮想通貨はそれぞれ違う
また、NFTゲームでは、それぞれが利用している仮想通貨（暗号資産）のブロックチェーンが異なることから、使用される仮想通貨（暗号資産）もそれぞれに違います。
当然、ゲーム内のユーザー同士で売買する際も、仮想通貨（暗号資産）を使用することになるので、仮想通貨（暗号資産）の知識は必須です。
仮想通貨（暗号資産）は高リスク
また、乱高下の大きい仮想通貨（暗号資産）市場では、想定していた利益が一瞬にしてマイナスになるなどの高リスクを伴うため、年齢、理解力、投資経験、余裕資金の許容範囲などといった適合性の判断が必要になります。
NFTゲームを始める前に先ずは、仮想通貨（暗号資産）の口座開設の可否、個々の仮想通貨（暗号資産）の特性、投資判断力が備わっているのかなど、自分が適合しているかを確認することが重要なポイントです。
NFTゲームは簡単に始めることはできない
このように、誰しもが簡単に始めることができないゲームであるということも、NFTゲームの特徴です。
NFTゲームの魅力や仕組み
NFTゲームを楽しみながら資産を作れる
NFTゲームは、前述で説明したように仮想通貨（暗号資産）のブロックチェーンの技術を用いて、ゲーム内のアイテムや土地などのデジタルデータを全てNFT化し固有の価値として付与することができます。
そのため、ゲームをプレイして手に入れたアイテムや土地などを、NFTマーケットプレイス内でアイテムを購入したり、また自身のアイテムを第三者に譲渡したり自由にユーザー同士がで取引を行うことができます。
NFTゲームでの稼ぎ方は様々で、その中でも「Play to Earn」や「アクシーインフィニティー」などのゲームはよく遊んで稼ぐと言われています。
遊ぶといっても、ゲームの種類によって利益を得る方法が違い、例えば、対戦で勝利する、あるいはどうぶつの森のように一人でクエストをこなすなど、色んなプレイ方法があります。
そして、これらのゲームには、スカラーシップ制度と呼ばれるレンタル（貸出）制度もあり、キャラクター購入の際に、必要コスト面が厳しい人などが、これを利用しています。
スカラーシップ制度とは、ユーザー同士の貸し借りのようなもので、例えば、既存のプレイヤーが自分の保有するゲーム内のキャラクターを他ユーザーに貸すことで、レンタル料をもらうことができ、
一方で、キャラ購入などが厳しい人などは、他ユーザーからキャラをレンタルすることで、コストなしでプレイを始めることができます。
このように、スカラーシップ制度は、貸し借りによって双方にメリットがありますが、コストなしで始めたものの、プレイ報酬から賃料を賄った際の手元資金がどれだけ残るかなどのデメリットもあります。
NFTゲームというのは、そうした制度も持ち合わせ、自分に合った方法で様々なゲームを楽しみながら、稼ぐことができるのも魅力と言えるでしょう。
NFT化されたデータは資産価値としてユーザーに帰属
一般的なゲーム同様に、NFTゲームもサービスが終了してしまうことがあります。しかし、NFTゲームの場合は、他のNFTゲームにデータを引き継ぐことも可能です。
通常、ゲームのサービスが終了してしまうと、育てたキャラクターや開拓してきた土地などが無駄になってしまいますが、NFT化されたキャラクターやゲーム内の土地の場合は、固有の資産としてユーザー側に帰属します。
帰属することで、固有の資産として残ったデータはウォレット内に保存もでき、価値のある資産として保有することができます。
コツコツと育成した思い入れのあるキャラクターを半永久的に資産として残せ、しかも、再び他のゲームでそのキャラたちを再利用できるのは、NFTゲームならではの魅力です。
ブロックチェーンの技術でフェアプレイが楽しめる！
NFTゲームは仮想通貨（暗号資産）のブロックチェーン技術を使用していることから、不正プレイヤーの迷惑行為を発見した場合は直ちに排除してくれるといった特性も持ち合わせ、プレイ環境に安心感を持たせてくれます。
従来から「チート」（違反行為をしてゲームを有利に進める人）による迷惑行為が深刻な問題となっており、実際にe-スポーツの世界でも、その影響を受けるといった事態が発生しています。
その点、NFTゲームはブロックチェーン技術により、簡単にコードの書き換えができない上にデータを分散管理しているため、こうした不正な迷惑行為を排除し、公正なゲームプレイ環境を整えることができるのです。
プレイヤー同士が公平で、安心した環境下でゲームを楽しむことができるのも、他のゲームとは違った良さがあります。
自分でオリジナルのキャラクターをNFT化できる
NFTゲームでは、自分でオリジナルキャラクターを作ってそれをNFT化させることが可能です。
オリジナルキャラクターをNFT化させるということは、即ち、そのキャラクターは唯一無二の固有の価値を持つということになります。
他にも、NFTでオリジナルキャラクターを作成することによって、第三者はそのキャラクターの複製品などの偽物を作ることができないなどのセキュリティーも生まれます。
、
NFTゲームでは、こうしたNFT化したオリジナルのキャラクターがゲーム内で、使用価値の高いキャラクターに発展し、他ユーザーからの需要が高まった場合など、高い値段で売ることもできます。
このように色々な仕組みで成り立っているNFTゲームは、メリット・デメリットをしっかり認識し、仕組みを理解することで、稼げる一つの方法になるのが最大の魅力です。
NFTゲームの今後の展望
2021年から「NFT」が何かと話題になり、NFT市場はこの2年で３００億円から２兆円規模という、驚くほど急成長しています。
NFT市場では、アートや音楽などの他にゲームが参入して以降、コロナ禍での巣ごもり生活からゲーム人口が増加したことや、e-スポーツ参入への期待も高まり、市場の追い風となりました。
e-スポーツNFT市場参入増加で伸びしろへの期待が集まる！
今、正に新たな「NFT」市場としての伸びしろへの期待は大きく、NFTゲームにおいても今後の需要に期待できるといった、先を見据えた投資先として、その展望は明るさを増すことになるでしょう。
特にゲーム業界においては、e-スポーツの参入への期待や、国内の大手ゲーム会社などの参入などに期待が膨らんでいます。
こういった観点からも、今後のNFTの拡大と同時に、仮想通貨（暗号資産）市場の拡大のシナジー効果に期待が集まっています。
シナジー効果で資産形成！
仮想通貨（暗号資産）市場とNTFゲーム市場の成長を鑑みて、ゲームで稼ぎたいと思っている人なら尚更、今のうちに資産形成をNFTゲームから始めていくのも良いかもしれません。
【重要】NFTゲームを始めるには仮想通貨口座が必要です！
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前述で説明したように、NFTゲームでは仮想通貨（暗号資産）が使われるため、NFTゲームを始めるには仮想通貨（暗号資産）の口座が必要になります。
使用する仮想通貨（暗号資産）は、ゲームの種類によって、どの仮想通貨（暗号資産）のブロックチェーンを利用しているのかで仮想通貨（暗号資産）が異なります。
例えば、プレイしたいゲームがイーサリアム・ブロックチェーンを利用している場合は、イーサリアム（ETH）の購入が必要になり、
バイナンス・スマート・チェーン（BSC）を利用している場合は、バイナンスコイン（BNB）の購入が必要になるということになります。
NFT銘柄を購入できる取引所
仮想通貨（暗号資産）の口座開設する際は、NFT銘柄を購入できる取引所で口座を開設しましょう！
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NFTゲームでは手数料も仮想通貨（暗号資産）で支払う
また、イーサリアム・ブロックチェーンやバイナンス・スマート・チェーン（BSC）など、NFTゲームを始める際に利用するブロックチェーンによって、ガス代といった手数料が発生します。
このガス代（手数料）の支払いも、利用するブロックチェーンで使用される仮想通貨（暗号資産）で支払うことになります。
一方で、NFTゲームで稼いだお金も仮想通貨（暗号資産）で受け取ることになるため、日本円に換金する場合は時価を確認して換金する必要があります。
NFTゲームを始める際には、予め仮想通貨（暗号資産）の知識を習得し、該当のNFTゲームがどの仮想通貨（暗号資産）ブロックチェーンを利用しているのかを必ず確認しておくことが肝心です。
まとめ
今回は、ゲームアプリの紹介記事ではなく、近年話題となっているNFTゲームについて、知らない方のためにNFTゲームの特徴や魅力、仕組みについて記事をまとめました。
記事の中で説明しているように、誰しもが簡単に始めれるものではなく、仮想通貨（暗号資産）を必要としている以上、投資の基礎知識やそのリスクなど、事前に学んでおく必要があります。
様々なお金の稼ぎ方が世の中にはたくさん存在していますが、どんなことも無知の状態でお金を稼ぐことは難しく、NFTゲームも同様に事前に学ぶ必要があることを知って頂けたら幸いです。
NFTゲームのような、仮想通貨（暗号資産）の利用を必要とするならば、そこに潜んでいるリスクを侮ってはいけません。
NFTゲームを始める前に、先ずは仮想通貨（暗号資産）というものをしっかり認識して、学ぶことを優先して始めるのが肝心です。
仮想通貨（暗号資産）の特性やリスクを充分理解できたら余裕資金の内、少額から投資経験を積んで学んでいくことをおススメします。
NFTゲームは、ゲームのテクニカルだけではなく、仮想通貨（暗号資産）の知識も必要としたリスクのあるゲームであることを、NTFゲームを始める前に知っておきましょう。
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そんな夢のような「NFTゲーム」何なの？そもそもNFTってなに？？
そんな風に気になっている人も多いのではないでしょうか？